キッズオーディションの現場


オーディションにおいて、最後まで残り、選ばれる確率の高い子と、第一次審査で落とされる子がいます。

人の目をひき、独特の個性を持っている子はそういないもので、素質を持った子は審査員の目をひきやすいということでしょう。

大人と違って子どもは未完成であり、これから伸びていく可能性を秘めており、その場でダメと言う烙印を押すことはできません。

伸びる可能性はすべての子どもが持っていると言えましょう。ただオーディションで要求されるのは、あくまで「その時点」であることは確かです。

モデルエージェンシーに入る場合は、そうした伸びる可能性のある子を採用する場合がありますが、一般のオーディションする場合は、あくまで今の素材を重視することになるでしょう。

それではキッズモデルを使う場合の、テレビCMの流れを追ってみましょう。某おもちゃメーカーが、新製品を広く宣伝するため、キッズモデルを使う場合、一般的には、某おもちゃメーカーの宣伝部が、広告代理店に発注します。

広告業界では発注者をクライアントと言います。クライアントから発注を受けた広告代理店は、商品の特性や、狙いなどの「コンセプト」を作ります。

それが通りますと、制作会社に発注します。この時点で、広告会社はキッズモデルの公募をキャスティング会社に依頼します。

キャスティング会社は、クライアントの意向に沿ってオーディションを行います。キャスティング会社はモデルエージェンシーや児童劇団、芸能プロダクションの資料から規格に合った子を選び、事務所サイドに連絡し、オーディションを開きます。

この時点で、費用の面からオーディション抜きで、選ぶ場合もあります。テレビCMの場合、応募者も多いので、書類選考して2次,3次審査で絞り込み、最終的に数人を選びカメラテストを行います。

落ちた場合その理由も、事務所側には言わないのが常識です。選ぶ側と選ばれる側の関係は、就職の面接と同じです。

選ぶ側の求めている人物かどうかで決まります。その尺度などないに等しいというのが現実です。

最初子どもと目があった時点で、決めることもあります。オーディションに合格する子は、座っていても、もじもじしない、大きな声ではっきりしゃべる、特技を持つ、感情を込めて話すことができる、などを挙げた専門家もいました。

これは、尺度のない選ばれ方をする場合は、役に立ちそうにもないですね。一般に親はオーディション会場に入れないケースが多いと言われています。

受かるのは現場で、感情表現ができる素直な子と言うのが一般的な評価でしょう。


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