テレビCM制作の流れ(3)


それでは、三つ目のケースの、有名タレントではなく、

新人モデルを起用して製作する場合の

テレビコマーシャルつくりの流れを詳しく紹介しましょう。

 

このケースでは、キャスティング会社が非常に重要な役割を果たします。

キャスティング会社が行う「キャスティング」と言う仕事は、

出演候補者を各モデルエージェンシーから集めて、

オーディションを実施します。

 

そこで出演者が決定すると、モデルエージェンシー事務所とギャラの交渉をします。

また出演者の現場でのケアも行います。

 

タレントのコマーシャル制作が大変急増した現在、

急激に伸びてきた会社と言えます。

こうしていくつかのプランの中からスポンサーが一つの案を選び、決定します。

 

そこで、コマーシャル制作の会社を含め、撮影スタッフが決まります。

そして撮影に必要な、機材、スタジオ、美術や衣装を決定、

撮影日までの具体的なスケジュールが決まります。

 

もちろん出演者やスタッフのロケベン(ロケーション弁当)の注文したり、

撮影に必要な細かな面までキャスティング会社が行っています。

 

これがロケとなるとまた大変です。

場合によって宿泊する場合もあり、

24時間休みなしにロケ現場で待機と言うこともあります。

 

映画でも、テレビドラマでも撮影となると

待ち時間の長いことに驚かされます。

新人タレントは、ほとんどロケ現場から離れることなく、

自分の出番が来るまで待ち続けなくてはなりません。

 

雨が降ろうものなら1日待ち続け、

そして中止と言うことなど日常茶飯事の世界です。

こうしたことも知っておいてください。

 

 

ロケ現場では、監督は神様です。

いくら新人と言っても扱いはベテランタレントと同じです。徹底してダメを出します。

 

これは主役、準主役、エキストラまで同じようにダメを出します。

それほど厳しい世界だと思ってください。

 

甘えは許されない世界です。監督をはじめ、

スタッフ、出演者、が一体となってよい作品を作ろうと必死に戦っている現場なのです。

 

もしこうした機会が来ましたら、このことは忘れないで下さい。キ

ッズモデルの場合のテレビCMのギャラは、一概に言えませんが、

仕事によって相当差があると聞いています。

一般的なギャラとしては仕出し、大人のエキストラのギャラと

同じくらいと言うのが相場となっています。

 

もちろん何十万、何百万をもらう有名子どもタレントもいますが

それはごく一握り、1日拘束されて6~7000円と言うのが大半でしょう。


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