テレビCMに関わる人たち(4)


それではテレビのコマーシャルを作っているのはどんな人たちでしょう。

先ず一番偉いのは勿論スポンサーと呼ばれています広告主です。

巨額の予算を提供し、企業イメージ、あるいは商品イメージを大切にし、

それらに合ったイメージの制作をし、最後に決定する大きな権限を持っている人です。

その会社の宣伝部の人が具体的に指示し、現場に張り付いていることが多いようです。

起用するタレント・モデルが、自社のイメージに合っているかどうか入念にチェックします。

次にその会社の広告プランを立てる人が、広告代理店です。

広告代理店と言うのは、電通、博報堂に代表されるように、

企業から予算枠を預かり、新聞、雑誌、テレビ、ラジオあらゆる

媒体の広告案をスポンサーに提出します。

この広告会社には、スポンサーとやり取りする営業局、

テレビコマーシャルやラジオコマーシャルを担当するラテ局、

またはメディア局、リサーチ、分析を行うマーケティング局、

そして広告の企画案を考えるクリエイティブ局があります。

ここで映像関係、つまりテレビコマーシャルの草案が生まれます。

これは撮影現場でも役に立つと思いますので、

どの名前の人が偉いのか覚えておく必要があります。

偉い順に書きますと、クリエイティブ・ディレクター、

CMプランナー、アートディレクター、コピーライターと言った順です。

このプランによって、実際にコマーシャルを制作しますのが、

CM制作会社です。日本全国で大中、小合わせて500社以上あると言われて言います。

一般的には20人前後の会社が多いのですが、

大きいところでは、東北新社,葵プロモーション、など数百人規模の会社があります。

そうしたところでは、プロデューサー、プロダクション・マネージャー、

ディレクターがいて撮影や、編集までこなしています。

これが映画やコマーシャルの撮影になると、現場にはめったに来ませんが、

総合プロデューサー、監督、助監督、フロアディレクター、ディレクター、

アシスタントディレクター、記録係、カメラマン、スタイリスト、大道具、

小道具、美術係、スタイリスト、ヘアメイク、衣装係等々

大勢のスタッフによりコマーシャルが作られます。

こうした人たちがチームを組んで、一つになってコマーシャルを制作しているのです。

こうした流れを知っている場、いざ撮影現場に出ても、あわてずに済み、

リラックスして仕事に臨むことができるでしょう。

どうしてもカメラを向けられると、人間だれしも緊張するものです。

現場でどの人に尋ねたらいいのか初めての時は迷います。

慣れてくると撮影現場ほど楽しい所はありません。ぜひ頑張ってください。


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